風街ろまん
ここでははっぴいえんどのほぼ完成した形を伝える。
セカンドアルバム「風街ろまん」を紹介しておきます。
風街ろまん
1971年発売
1.抱きしめたい (詩;松本隆、曲;大滝詠一)
幻想的な詩、今から思えば素朴だけど、左右に振られる音。頑張るミキシング。
2.空いろのくれよん (詩;松本隆、曲;大滝詠一)
大滝詠一のローマ字発音的なヴォーカルが気持ちいい。
3.風をあつめて (詩;松本隆、曲;細野晴臣)
名曲、しかしこの地味な曲がこれほどCMに登場するとは思わなかった。
4.暗闇坂むささび変化(詩:松本隆、曲:細野晴臣)
カントリータッチ、宇野主水のフラマン。濃い。
5.はいからはくち (詩;松本隆、曲;大滝詠一)
初期の吐き捨て、ラディカルさを残す。はっぴいのロックな部分。
6.はいから・びゅーちふる (詩;松本隆、曲;大滝詠一)
はいからはくちのエンディングか。大滝君の遊び心。
7.夏なんです (詩;松本隆、曲;細野晴臣)
細野さんらしい、ウエストコーストのかおりが充満する。そしてクール。
8.花いちもんめ (詩;松本隆、曲;鈴木茂)
考えてみるとこのアルバムでは鈴木茂の曲はこれだけなんだ。
濃いギターサウンド。分厚いギターの音作り。
9.あしたてんきになあれ (詩;松本隆、曲;細野晴臣)
クールな細野さん。加工されたヴォーカル。
10.颱風 (詩;大滝詠一、曲;大滝詠一)
大滝さんの遊びが早くもいっぱいになっているそしてラディカル。
11.春らんまん (詩;松本隆、曲;大滝詠一)
カントリーな加工されたサウンド。
12.愛餓を(詩;松本隆、曲;大滝詠一)
ラストも遊び。日本語のロックと言う主張なのだろうか。
アコースティック・ギター、スライドギター:大滝詠一
ベース、ピアノ、オルガン:細野晴臣
ドラムス:松本隆
エレキギター、スライドギター:鈴木茂
ミキサー:近藤武蔵、吉野金次
録音;モウリスタジオ