はっぴいえんどの衝撃

別ページに詳細を書いてありますが、60年代の終わりから70年代初めにかけては、いわゆる日本のフォークにはまっていました。

その少し前にブレイクしていたGSにあまり乗れていなかった私は、
いわゆる
PPMやブラザース・フォー、ジョーン・バエズ、ボブ・ディランなどの
アメリカンフォークに興味を示しながらも、英語の歌詞が理解出来ず、
音楽を聴くリアルタイムで歌の意味がわからない。

歌詞カードを見ながらでは集中をそぐような感じで、
ちょっと乗れない感じではあったのですが
(まあそれでもボブ・ディランはアルバムをかなり集めましたが・・)。

そんな中、高石友也の歌う「受験生ブルース」(作詞:中川五郎)を聞いて驚きます。
アメリカのカントリーフォークソングに影響を受けたメロディーに乗せて日本語の歌を歌っているわけです。

やはりその少し前にはやったアメリカや、ヨーロッパのポップス曲の歌詞を訳詩した
漣健児らによるポップスに親しみは感じるものの、やや歌謡曲的な歌詞に飽き足らなかった私は、
高石友也や岡林信康、高田渡らのこの日本のフォークソングシーンにはまり込むわけです。

ただこのころは学生運動全盛のころで、もちろん私と同世代の上記のフォークシンガー達も若く、
激しいはき捨ての歌詞や、濃い内容の歌詞に私はすべてを共感できたわけではなかったんですね。

そして、その時岡林信康のバックバンドや、単独で、
全日本フォークジャンボリーを初めとする、
さまざまな大規模なフォークコンサートで、
フォークシンガー達と活動をともにしていた
ロックバンド「はっぴいえんど」に興味を持つわけです


「はっぴいえんど」はわずか3枚のアルバムをリリースしただけで活動を休止し、
以後は
4人のメンバーのソロ活動で、それからの日本のポップシーンにさまざまな影響を与えていきます。

ファーストアルバム  はっぴいえんど

セカンドアルバム   風街ろまん

ラストアルバム  
HAPPY END


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