細野晴臣

はっぴいえんどの実質的なリーダーは細野さんじゃないかと思う今日この頃ですが、
はっぴいえんど解散後細野さんはソロアルバムを出します。
当時住んでいた狭山のアメリカ軍キャンプの後に残された家だったのですが、
ソロアルバムを自宅で録音します。

HARUOMI HOSONO


A- 1 ろっかばいまいべいびい(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
2 僕は一寸(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
3 CHOO CHOO ガタゴト(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
4 終りの季節(作詞:宇野もんど/作曲:細野晴臣)
5 冬越え(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
B- 1 パーティー(作詞:細野晴臣、中山泰史、鈴木りょう子/作曲:細野晴臣)
2 福は内 鬼は外(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
3 住所不定無職低収入(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
4 恋は桃色(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
5 薔薇と野獣(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
6 相合傘(作曲:細野晴臣)
M:細野晴臣(b,g,mandolin,melodion,kalimba,p,vo)、松任谷正隆(p,k)、駒沢裕城(steel-g)、
鈴木茂(g)、林立夫(ds,perc)、吉野金次(horn-arr)
E:吉野金次
S:ホソノハウス

カントリーロックのにおいが強い。時代を感じさせます。
そして細野さんらしいクールさ、かっこよさ。
そしてなんとなく四畳半フォークの感覚も少しあって、
今となっては何とも懐かしいアルバム。



TOROPICAL DANDY

トロピカル・ダンディー
細野晴臣
1975.6.25 / CROWN(PANAM):GW-4012

A- 1 チャタヌガ・チュー・チュー(作詞:M.Gordon/邦訳詞:細野晴臣/作曲:H.Warren)
2 ハリケーン・ドロシー(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
3 絹街道(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
4 熱帯夜(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
5 北京ダック(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
B- 1 漂流記(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
2 ハニー・ムーン(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
3 三時の子守唄(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
4 三時の子守唄(Instruments)(作曲:細野晴臣)
5 漂流記(Instruments)(作曲:細野晴臣)
M:細野晴臣(vo,b,g,mandolin,melodion,marimba,p,perc)、林立夫(ds)、松任谷正隆(p、org)、
鈴木茂(g、cho)、伊藤銀次(g)、佐藤博(p、k)、浜口茂外也(perc)、
駒沢裕城(pedal steel)、山下洋治(ukulele)、国吉征之(fl)、福島照之(tp)、
矢野誠(horn & strings arr)、吉田美奈子(cho)、大貫妙子(cho)、伊集加代(cho)、
南こうせつ(cho)、市橋一宏(cho)、久保田麻琴(cho)
E:古崎信一
S:クラウン・スタジオ

このころから細野さんはワールドミュージックへの関心の移行が目立ちます。
まずは東洋的なものへ。


そして

泰安洋行

細野晴臣
1976.7.25 / CROWN(PANAM):GW-4021

A- 1 蝶々-San(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
2 香港Blues(作詞:Hoagy Carmichael/作曲:Hoagy Carmichael)
3 "Sayonara", The Japanese Farewell Song
(作詞:Freddy Morgan/作曲:Hasegawa Yoshida)
4 Roochoo Gumbo(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
5 泰安洋行(作曲:細野晴臣)
B- 1 東京Shyness Boy(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
2 Black Peanuts(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
3 Chow Chow Dog(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
4 Pom Pom蒸気(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
5 Exotica Lullaby(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
M:細野晴臣(vo,b,marimba,p,org,steel-ds,perc,三味線,vibraphone,ds)、鈴木茂(g)、
大瀧詠一(cho)、山下達郎(船長さんの声、cho)、川田琉球舞踏団(cho、蝶々さん)、
小坂忠(cho)、久保田麻琴(cho)、佐藤博(syn、p、k)、矢野顕子(cho、k)、
大貫妙子(cho)、岡田徹(k、perc)、林立夫(ds)、浜口茂外也(perc,cho)、
砂原俊三(b-sax)、村岡建(t-sax)、岡崎弘(a-sax)、中根康旨(cho)、
市橋一宏(cho)、小坂忠(cho)、谷口邦夫(steel-g)
E:田中信一、細野晴臣
S:クラウン・スタジオ
エキゾチズムへの関心はますます強くなります。


さて、細野さんははっぴいえんど解散後新たなグループを作ります。
グループ活動と、ソロシンガーへのサポートとしての
プロデュース集団

ティン・パンアレィ

ティンパンアレィのグループ活動としての名
キャラメル・ママのアルバム


ティン・パン・アレー
1975.11.25 / CROWN(PANAM):GW-4017


A-1 CARAMEL RAG(作曲:松任谷正隆)
2 CHOPPERS BOOGIE(作詞:林立夫/作曲:林立夫)
3 はあどぼいるど町(作詞:松本隆/作曲:鈴木茂)
4 月にてらされて(作詞:荒井由実/作曲:松任谷正隆)
5 CHOO CHOO GATTA GOT '75(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
B-1 SHE IS GONE(作詞:J.Zalewski/作曲:J.Zalewski)
2 ソバカスのある少女(作詞:松本隆/作曲:鈴木茂)
3 JACKSON(作詞:Gaby Rodgers/作曲:Edd Wheeler)
4 YELLOW MAGIC CARNIVAL(作詞:細野晴臣/作曲:細野晴臣)
5 BALLADE OF AYA(作曲:細野晴臣)
M:細野晴臣(vo,b,g,steel-ds,xylophone)、松任谷正隆(vo,p,org,k,他)、鈴木茂(g,syn,vo)、
林立夫(ds,perc,vo)、山下達郎(cho)、大貫妙子(cho)、久保田麻琴(cho)、後藤次利(b)、
今井裕(clavinet、mini-moog)、三森一郎(a-sax)、村岡建(t.sax)、砂原俊三(b-sax)、
駒沢裕城(pedal steel)、斉藤ノブ(perc)、信田一男(e.p)、サンチョ・菜花(congas)、
ジョン山崎(e.p,solina)、J.ザルスキー(g)、桑名晴子(vo)、高中正義(g)、田中章弘(b)、
見砂和照(ds)、羽鳥幸次(tp)、多田善文(f-horn)、新井英治(tb)、桑名正博(cho)、
南佳孝(p,vo)、矢野顕子(e.p)、松任谷愛介(vln)、伊集加代(cho) 
E:田中信一、市橋一宏 
S:クラウン・スタジオ


この後細野さんは関係アーティストへのプロデュース活動や、自身のソロアルバムを出していきます。

その中で細野さんは、坂本龍一氏、高橋幸宏氏と意気投合し、
イエローマジックオーケストラ(YMO)を結成します。
いわゆる傾向がテクノの方向へ流れていくのですが、
そして今までの細野さんからは違った、かなりオーヴァーグラウンドな方向へ流れるのです。
CMとタイアップのシングル曲「君に胸キュン」を出し。TVの歌番組にも出演します。
バラエティ番組にも出ていたと思うんですが、
やはりちょっと硬かったような記憶があります。
このあたりで細野さんを認識した人も多かったのでは、
個人的には何か自分が出ているような恥ずかしさ。
微妙だったんですが。どういう心境の変化なんでしょうか。
一度はオーバーグラウンドな活動をしたかったのでしょうか?


ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
イエロー・マジック・オーケストラ
1979.9.25 / ALFA:ALR-6022


A-1 TECHNOPOLIS(作曲:坂本龍一)
2 ABSOLUTE EGO DANCE(作曲:細野晴臣)
3 RYDEEN(作曲:高橋ユキヒロ)
4 CASTALIA(作曲:坂本龍一)
B-1 BEHIND THE MASK(作詞:Chris Mosdell/作曲:坂本龍一)
2 DAY TRIPPER(作詞/作曲:Lennon & McCartney)
3 INSOMNIA(作詞:Chris Mosdell/作曲:細野晴臣)
4 SOLID STATE SURVIVOR(作詞:Chris Mosdell/作曲:高橋ユキヒロ)
M:細野晴臣(voice,syn,b)、坂本龍一(voice,syn)、高橋ユキヒロ(vo,ds)、松武秀樹(prog)、
サンディー(voice)、鮎川誠(g)
E:吉沢典夫、小池光夫
S:スタジオA

イエローマジックオーケストラは世界ツアーを行い1983年に解散します。

以降細野さんはさまざまなワールドミュージックに傾倒し変わってゆきます。
現在の活動、おそらくは今ではプロデュース活動が中心なのですが、
細野さんの基本は変わっていないのか。

細かいデータは公式ホームページを引用させていただきました。

トップページへ戻る

inserted by FC2 system