管理人の「おじさんの好きなFork&Jazzブログ」より再録

フォークの旅路 沖縄編

出演;なぎら健壱、森山愛子。ゲスト;佐渡山豊
佐渡山豊をじっくり見るのは初めてか。フォークの歌番組で見たことはあったけど。


首里城へ行く一行。
沖縄、当時戦災で消失した旧首里城跡に建っていた佐渡山豊の母校、琉球大学を移転させ、首里城を再建した。
佐渡山豊も70年代当時は学生運動に加わっていたのだという。
沖縄タイムズのホール(現在は駐車場になってしまっている)で、

全沖縄フォーク同好会(後の沖縄<うちなわ>フォーク村・・・広島フォーク村に影響される)の公演がおこなわれる。
その後、泉谷しげるを呼んで、沖縄独自のフォークジャンボリーも開催されるようになる。
琉球放送のスタジオで、沖縄フォーク村のレコーディング。





「ライブハウス源天」で軽く打ち上げ?佐渡山豊のいきつけの店。
ゲスト;ひがよしひろ(沖縄フォーク村最後の村長)・・・桑マンそっくり。
佐渡山豊、ひがよしひろで“NO MORE RAIN” 演奏。

濃いなー。プロテストソング。70年代はこういう歌が多かった。
沖縄は太平洋戦争唯一地上戦のあった場所。民間の死者も多く出た。
沖縄の人々の太平洋戦争に対する感情は本土のそれとは違う・・。

製作;IMAGICA

後編

一行は嘉手納基地へ。佐渡山豊さんがギターを手にしたのはお兄さんがギターを買ってからだ言う。


1970年まだアメリカ軍による占領時代コザ市の胡屋十字路でアメリカ兵による交通事故が起こる。
MPは事故を起した兵士を処理をしないで基地に戻してしまう。
そして米兵に対して不満のたまっていた住民による抗議行動が起こる

佐渡山豊はこの事件で、大きな影響を受け、自身が作る歌にラディカルさを増す。
一行は沖縄市文化センタ-へ、ここでは当時多くのフォークグループがコンサートをしていた。

1970年当時、アメリカで反戦活動をしていた女優のジェーンフォンダがやって来て、
占領米兵の中にいた反戦兵士達を集めてフォークコンサートを行ったという。


そして一行はなぎらさんが買って訪れたという喫茶店「あしあと」があった店へ。
現在は民芸品を売る店に変わっている。
一行は豊さんが子供のころ遊んだというコザ十字路へ。そして市場「銀天街」へ。

「ライブハウス源天」にてライブ
人類館事件の歌/佐渡山豊
人類館事件について


優しい風/佐渡山豊&なぎら健壱

佐渡山豊 最新アルバム「時間のカケラ」



製作;IMAGICA

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