2011年度テレビドラマベスト10

番外のドラマの感想は加筆しました。

題名

放送局

放送日

あらすじ

感想

カーネーション

NHK朝ドラ

2011年10月〜2012年3月

女性デザイナーコシノ3姉妹の母、小篠綾子さんがモデル。戦前、戦中、戦後の激動期を経ながら、女性洋服デザイナーの草分けとして活躍し、娘3人を有名デザイナーに育てた生涯を描く。 とくに昨年の前半3カ月分は秀越。それでも尾野真千子編は良かったと思う。夏木マリ編になって、主人公の娘以外の登場人物が入れ替わり。それまでとエピの流れが変更し、少々失速気味な感じになったのは残念。

おひさま

NHK朝ドラ

2011年3月〜9月

長野安曇野を舞台に女性教師、結婚後は蕎麦屋の女将として生きた女性の生涯。 こちらの作品は岡田恵和さんらしい、やさしさに満ちた作品。これも後半の作りがどうも前半ほどの重さは感じられなかった。でもこのドラマ不思議な存在感で2位にはしたい。
やはり朝ドラの成否は女優さんの力によるのだろうか。井上真央さん成長しましたね。

TAROの塔

NHK

2011年3月〜4月

(4回)

 有名な彫刻家、画家の岡本太郎の生涯。 これぞ芸術家という岡本太郎さんの伝記。若き日の両親との関係。
帰国後の活躍、そして大阪万博でのモニュメントの制作。そして湧き上がる一般的な人気。独特な言動により、賛否両論がうわさされた人物像。
晩年のつらい病気。太郎さんの濃い人生を描く。
松尾スズキさんの演技、努力はありますが、ややワンパターンで太郎さんを描き切れていないかも。

「坂の上の雲」第3部

NHKスペシャル大河

 12月(4回)

日清、日露戦争で大きい役割を担った秋山好古、真之兄弟の生涯を3年にわたってのスペシャルドラマで描く。第3部は日露戦争と、彼らのその後を描く。

第3部は主人公のキャラが希薄になってしまった。せめてラストのあたりこそ。軍人ですから当然なのだけども、参戦の意味をまとめてほしかった。真之の悩みと軍隊に結局戻るくだりとか。原作でも明確ではないらしい。
戦闘シーンの迫力。CGを駆使して凄かったが、好古と真之の周りの出来事はわかるのだけど、ドラマとしてこれでいいのだろうか。

5.

家政婦のミタ

NTV

10月〜12月

突然の事故で4人の子供の母親を失った阿須田家へやってきた家政婦は、無口で言われたことを淡々とこなす不思議な家政婦だった・・・。

カリカチュアライズが強く、現実感が薄く寓話的。でもそれが遊川さんの目指す方向でしょう。
説得力がとても強いのですが、エピの流れは都合がよすぎる気もします。それが受け入れられるかどうかということだけど。個人的にはちょっと疲れる。

番外

リバウンド

NTV

 

子供のころから甘いものが好きでかなり太ってしまった大場信子、1年で30キロのダイエットに成功しある雑誌社に勤めるのだったが・・・。

予想がつくような終わり方で、まあ安心して見られるラブコメです。遊川さんとしては普通の作り。でもここでは相武紗季さんの挑戦でいい話になったと思う。ラストはふとったままで終わりなんだけど、これでも慣れてきたような気分になりました。これはいいのか悪いのか。
佳作です。

番外

カレ、夫。男友達

NHK

 11月〜12月

(8回)

犬山家の三姉妹、次女の治子(真木よう子)は中東取材に出かける恋人の熊木(徳井義実)を見送る。淋しさが募る頃、元カレの八木(平岳大)と偶然出会う。長女の麻子(木村多江)は夫・邦一(ユースケ・サンタマリア)と共依存の関係に縛られているが家族に打ち明けられずにいた。三女の育子(夏帆)は、恋愛という感情を理解できずに悩んでいた・・・。
(以上NHK公式ホームページより)
こんなさわやかな終わり方は予想できなかった。流れがうまく出来ていたような。
都合がいいと言えばいいのだけど納得できる感じはあったかな。
一つだけ不満が・・・愛人との間に出来た夫の子供を、妻は抱くのだろうか。まあ完走はしていないのだから不明なのかもしれません・・・。

真木よう子さんがこんなにフェミニンとは思わなかった。高畑さんが抑え気味なのがやれやれ。

番外

胡桃の部屋

NHK

 7月〜8月

(6回)

バブル前の1980年頃の東京を舞台に、生真面目で不器用な二女・桃子が、リストラで蒸発した父の代わりに一家を守ろうと奮闘する「胡桃の部屋」。父に裏切られた失意の母、同じく夫の不倫に悩む姉、玉の輿(こし)の結婚を狙う妹…就職活動がうまくいかない弟。それぞれの家族の悩みが胡桃の中にある「胡桃の部屋」のように、一つ一つ明らかになっていく…。(以上NHK公式ホームページより) どうも昼メロのような展開だったんですが、おかしくなっていたお母さんは突然元に戻る・・・どうもよくわからないんです。
流れがちょっと都合よいう感じがしなくもないんですが、向田さんの作品としては作っている感じなんです。
いつものどうしようもないお父さんと思い込みの激しさはあるがしっかりした娘という流れは同じなんですけども。

予定調和が強く出る終末は原作どおりなのか不明ですが、すっきり感はあるけどもこれでいいのか・・。微妙です

番外

下流の宴

NHK

 

理想の家庭を築いたはずが気が付いたら崖っぷち。夫は左遷。そしてフリーターの息子が、「下流」の娘と結婚宣言。愛する息子を守るため、中流家庭を守るため。専業主婦、由美子の戦いが始まる。(NHK公式ホームページより)

草食系の息子、どうなるかと思いましたが、ちょっと肩すかしの最終回。
由美子さん(黒木瞳)がとてもうざい。

 番外

 JIN-仁(2)

 TBS

 

 2010年の前作の続編。幕末の江戸へタイムスリップした現代の医師の格闘を描く。

 今回は坂本竜馬との結末。そして再び現代へ??のあたり。(1)ほどではないが佳作。6位にしても良かったのかな。

番外

遺留捜査

EX

 

 捜査1課科学班の糸村、被害者の遺留品から捜査のヒントを・・・。

捜査ものではなかなかおもしろかった。ミステリーの謎ときの後での人情話、その流れは良い回もあれば何か段差ができる回も。でもまあ出来はいい。

番外

鈴木先生

TX

 

リアルな、でもちょっと怪しいような高校教師、鈴木先生の活躍?を描く

知人の本当の先生に聞きましたが、まああれはf比くションということで・・・でも何からしいと思うんですが??

番外

マドンナヴェルデ〜娘のために産むこと

NHK

 

病気で子宮を摘出した娘のために、細んしていた受精卵を自ら代理母となって人して育てる母。しかしその成り行きが露見することになり・・・。

重いテーマ。ちょっときついキャラの国仲涼子さんがなかなか。楽天的な松坂慶子さんのシーンは何か楽です。藤村志保さんとか長塚京三さんなど枠役が抜群です。結論はまあこれでいいのか微妙ですが。

 番外

 四十九日のレシピ

 NHK

 

 大切な人を亡くした家族が、生きることのつらさを乗り越えて再生に向かうまでの日々を描く、あたたかな奇跡の物語。(以上NHK公式ホームページより)

 快作。主人公にとってはお母さんの四十九日を迎えるという、
しかも旦那さんとは別居の可能性もあるといういわば暗い話なんだけど。
でも暗さを感じさせないファンタジーのようなエピ。
ほのぼのとして良い。

番外

てっぱん

NHK朝ドラ

 

広島県尾道生まれの17歳、村上あかり(瀧本美織)。家族とトランペット、そして母親の作るお好み焼きが大好きな、まっすぐで、男まさり(がんぼ)な性格の高校生だ。尾道の高校に通い、吹奏楽部でトランペットに打ち込むあかりだが、ある日、初老の女性がトランペットを海に投げ捨てる姿を目撃。あかりは思わず海に飛び込みトランペットを拾い上げるが、女性はその場から姿を消していた。そしてその夜、海で出会った女性が田中初音(富司純子)と名乗り、村上家を訪れる・・・・。

(以上NHK公式ホームページより)

 冒頭の強引な展開とか、主人公の出生のエピをずっと振りにするとか、?な展開が前半あったが、
後半の京野ことみさんの加入で盛り上がった。

 

 単発ドラマ

順位

題名

放送局

放送日

あらすじ

感想

 1.

見知らぬわが街

 NHK(福岡)

 

 福岡県大牟田市。かつて炭鉱で栄えたこの町の団地に暮らす父と娘。

娘の竹本望美は、16歳の高校一年生。不登校に悩んでいる。
夏休み最後の日、憂鬱な気分を振り払うかのように、自転車で町外れに出掛け、そこで目にした巨大な廃墟に不思議と心を奪われてしまう。
それは、この町の過去の象徴とも言うべき、炭鉱のヤグラだった。
その後、閉山後の町を取材する新聞記者、岡林との出会いや、市立図書館での忘れられた資料の発見など、偶然が重なり、望美はどんどん町の歴史にのめりこんでいく。(以上NHK福岡ホームページより)

 (全国放送は2011年ですので扱いとさせてください)
福岡局発、見ごたえのあるドラマ。あの三池炭鉱争議のあった大牟田市が舞台。そして主人公の祖父も炭鉱事故で障害を負った元工夫。
私どもの子どものころに争議はあった。そのことがドラマ化もされたような記憶あり。
一時期隆盛だった炭鉱も現在はすべて廃坑になっているのではないかな。
時代の流れは急なのかな、いま火力発電から原子力へと切り替わりつつある中でのあの震災。
炭鉱事故はなんだったか・・何か複雑な気持ちになるような。今でも炭鉱事故で障害を負っている方が存命であられると思うけど。
これは歴史的なことを絡めての家族と主人公の大人への覚醒の物語なのだろうか。
高度成長時代を支えた石炭採掘の産業。忘れてはならないことなのだが・・。時代は流れてしまった。

 2.

 幸せの黄色いハンカチ

 NTV

 

 あの名作映画のテレビドラマ化。

 映画版には及ばないと思いますが、映画版での若い桃井さんや、俳優になりたての武田鉄矢さんには違和感を受けてしまう私どもにとっては、濱田君は受け入れられる感じ(この役、もともとうざいキャラ設定なんですが)、堀北真希さんもいい感じだし。
途中のエピはちょっと薄味になってしまったような気もしますが、でもラストはわかってはいるのですがやはりすっきり感が良い。

 3.

 真珠湾のからの帰還

 NHK(名古屋)

 

 あの真珠湾攻撃で生き残って捕虜となってしまった日本人兵士のその後の人生。

 NHK名古屋製作。戦争物は好きではないのですが、引き込まれて見てしまいました。青木崇高君がさすがの存在感。漣佛さんも、戦時中の女性らしく見える。
捕虜のエピがあの事件だけなのはラストのある意味幻想シーンをじっくり流すためなのかな。
違った面からの戦争の悲惨さを描くドラマ、秀越。

 番外

遺産整理人谷崎藍子

TBS

 

 社会問題化する孤独死とともに近年、クローズアップされている遺品整理会社。
 そんな遺品整理会社のベテラン女性社員を主人公にした『遺品整理人 谷崎藍子・・。(以上TBSホームページより)

 高畑さんがいつもの天然、うざさを排除してストイックに探偵もどきを演じる。話はまあまあいい感じかな。倒叙形式で犯人は既に分かっているわけで、いかに追い詰めるかという流れ。その中での人情ものということかな。
大久保さんが微妙にナチュラルというのがいいのかもしれません。
2時間ドラマとしてはミステリー偏重の不自然さが少なめなのは良いのかも。

 番外

 CBC開局60周年記念ドラマ「初秋」

 CBC

 

 長野でワインの製造販売会社を経営している松原辰平は20年前に妻を亡くし男手ひとつで娘を育ててきた。娘がニュージーランドの人と結婚すると決まってからは娘と口もきかず娘の結婚式も途中で退席して家に帰ってきた。すると京都の大学時代の同級生の重宗から祝電が届いていた。辰平は急に思い立ち京都へやってくる。
重宗と会った辰平、そこに同じく同級生だった山辺がやってきて自分の娘が何をしているかを探ってくれと辰平に依頼する。

 監督。脚本; 原田眞人 
出演;役所広司、中越典子、でんでん、岩松了、藤村志保、キムラ緑子

CBC制作なのに京都ロケか、制作協力は松竹らしい、映画的手法、風景が美しい。
小津安二郎「晩春」へのオマージュか、自分の娘と娘じゃない人との気持ちは違うと思うのだが、メルヘン的な感覚なのだろうか。まあ恋愛に年の差は関係ないらしいけど。中越さんのタトゥーなどミステリアスな雰囲気なのだがまあ多少イメージと違うような気もするのだけど、面白い作品。

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