2010年度TVドラマベスト10

 

連続ドラマ

順位 題名 あらすじ レビュー
NHK 八日目の蝉

野々宮希和子(檀れい)は、同じ会社で働く秋山丈博(津田寛治)と実らぬ愛を育んでいた。一緒になるという丈博の言葉を信じ、子供も堕したが、丈博の妻、恵津子(板谷由夏)もこのとき妊娠していたのだった。恵津子は、希和子を呼び出し「自分の子を平気で掻き出すがらんどうのような女に他人の家庭を壊すまねはさせない」と告げる。朦朧とした意識のなかで希和子は丈博の家に忍び込む。生きる望みを失った希和子に微笑みかける赤ちゃん=薫(女の子)を見たとき「この子のためだけに生きてゆこう」、希和子は決意し、赤ちゃんを盗み出す。5年半にわたる赤ちゃんを連れた逃亡劇が始まった。

わが子の意味とは、を考えさせてくれるドラマ。

小豆島は3回ほど行っています。土庄港のフェリー乗り場とかおそらく昔とほとんど変わっていないとは。寒霞渓とか。懐かしく見ました。
NHK大河ドラマ 龍馬伝 ご存じ坂本龍馬の生涯を描く。後の三菱グループ創業者、岩崎弥太郎の視点から描いている。 基本は「竜馬がゆく」をなぞっているような、しかしそれが王道で良かったのでは。映像の見せ方が良かったように思う。映画的な映像作りが新鮮。快作。
TBS SPECスペック 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿

警視庁は、未解決事件の捜査強化のため、捜査一課弐係(通称:ケイゾク)に加え、公安部に未詳事件特別対策係を設立した。通称、ミショウ。通常の捜査一課的手法では、捜査の対象にならないような特殊な事件を主に取り扱う。つまり、証拠がほとんどなく、また、目撃証言もほとんどないプロの犯行によるとされる事件や、国や政治、宗教団体がらみの不可解な事件など、捜査一課では手に余る事件を主に扱う。(以上公式ホームページより)

面白い。濃い。戸田恵梨香さんをここまで生かす堤監督ってすごい。
NHK 100年先も君に恋して

小野沢里花(上戸彩)は、老舗出版社の文芸編集者。本が好きで仕事熱心だが、なぜか男運が大変悪い。今日も若手恋愛小説作家・日高(劇団ひとり)の悩みを聞きながら次回作の打合わせをしていたが、遠目から自分を見つめる男の存在に気づく。
この数日、フィリップ・マーロウ似のトレンチコート姿の怪しい男が出没し、里花につきまとっていた。里花は出版社の比沙子先輩(高島礼子)と同期の亜美(木南晴夏)に相談するが、一笑に付されてしまう。実はその男は、10年後の未来から来た将来の夫・円山博(内野聖陽)で、里花と自分との結婚を阻止するために未来から現れたのだった。(以上公式ホームページより)

ちょっと微妙なSF恋愛もの。でもファンタジー度が高い。内野さん上戸彩さんがいい感じ。
NHKスペシャル大河 坂の上の雲第2部 第2部では、正岡子規の死、広瀬中佐とロシア女性との悲恋。そして中佐の戦死を描く。 明治の皇国史観じゃないのと問われそうですが。歴史ドラマとして面白い。昔懐かしい歴史の勉強ができる大河。第2部からは本格的に戦闘シーンが登場。CGが凄い。
NHK 天使のわけまえ

くるみ(観月ありさ)は結婚を約束した和也(細川茂樹)に全財産を持ち逃げされた。新居は契約されておらず、仕事もやめたばかり。両親と縁薄く、田舎の祖父(大滝秀治)には頼れない。 呆然とするくるみを見かねて声をかけたのは、工事現場の交通誘導員のおっさん(イッセー尾形)だ。くるみは和也のために作った手製のおはぎをおっさんに渡す。ひとつつまんだおっさんの目に驚きと同時に大粒の涙が浮かぶ。ここから、孤独なくるみの再生の物語が始まった。 おはぎ→お弁当→料理教室→ホームパーティのケータリングと、わらしべ長者のように人と人との出会いに支えられ、「ごはん」を一生懸命作っているうちに、食で人生を切り開く手ごたえをつかんでいくくるみ。(以上公式ホームページより)

料理をエピの中心としている作品の中では秀越かと。
TBS日曜劇場 新参者 舞台となるのは「日本橋・人形町」。一人の女性が殺害され、この殺人事件を担当することになったのが、日本橋署に異動してきたばかりの、ニューカマー・加賀恭一郎。その加賀恭一郎の捜査線上に浮かび上がった容疑者は、なんと人形町の商店街住民全員!
人形町の人々の「心の謎」を抜群の洞察力と、推理力で紐解いていく加賀恭一郎。複雑に入り組んだ人間関係をひとつひとつ解き明かし、最後に浮かび上がった容疑者とは!?(以上公式ホームページより)
各話で怪しい人を出して引っ張る、でも面白いエピ。下町情緒を満喫できました。
NHK朝ドラ ゲゲゲの女房 ご存じ漫画家水木しげるさんの奥様のエッセイが原作。水木さんの半生の評伝のようでもある。 水木しげるさんの伝記として見ました。興味深い。朝ドラのヒロインとしては久々の専業主婦かな。
NTV Q10(キュート) 高校3年の深井平太(佐藤健)は、ある日誰もいない理科準備室で、眠っている女の子(前田敦子)を見つける。
平太が彼女のある部分に触れると、いきなり女の子が目を覚ました――。
実は彼女は前の晩、校長の岸本路郎(小野武彦)が繁華街のゴミ箱で見つけ、酔ったいきおいで家に連れ帰った子だった。
翌朝、息をしていないことに驚いた校長は平太の担任の小川訪(田中裕二)に助けを求め、理科準備室に隠しておいたのだ。
居合わせた工学博士・柳栗子(薬師丸ひろ子)は、
彼女をロボットだと見抜く。
(以上公式ホームページより)
何か深い。私としてはもっと意味合いをまとめてほしかった。
10 TBS うぬぼれ刑事 去年までは本庁の強行犯捜査係のエースだったが、婚約者 (中島美嘉) に逃げられてから調子が狂い、出世のチャンスまでも逃した、世田谷通り警察署の刑事・通称 うぬぼれ (長瀬智也)。今は恋愛心理学者・栗橋誠 (坂東三津五郎) を崇拝し、運命の女性を探す毎日だ。
(以上公式ホームページより)
くだらないけど。やっぱりクドカンは面白い。

単発ドラマ

順位1 あらすじ レビュー
NHK 阪神淡路大震災15年特集ドラマ「その街のこども」 阪神・淡路大震災から15年が経過した神戸の街で、ふとしたきっかけで出逢った男女が、お互い持っていた「あの時の記憶」をさらけだす。 震災のシーンを出さすに、震災のことを語る。ロードムービー的な、二人のセリフのみで進行する世界。リアルに子供のころ神戸に住み実際に震災を体験した演じる俳優二人(森山未来、佐藤江梨子)の、フリートークを思わせるドラマ。
TBS 歸國

8月15日、終戦記念日の深夜。
静まり返った東京駅のホームに、ダイヤには記されていない1台の軍用列車が到着した。
そこに乗っていたのは、60余年前のあの戦争中、南の海で玉砕し、そのまま海に沈んだ英霊たちだった。
彼らの目的は、平和になった故郷を目撃すること。
そして、かの海にまだ漂う数多の魂に、その現状を伝えることだ。
永年夢見た帰国の時。故郷のために死んだ彼らは、今の日本に何を見たのか……。(以上公式ホームページより)

賛否両論はあるけど。これほど強烈な主張を感じるドラマは少ない。皇国史観とたたっ切るには忍びない気もする。むろん子供に死をゆだねるシーンはまずいが・・・。
NHK 火の魚 広島の小さな島に住む老作家・村田省三のもとに、東京から女性編集者・折見とち子が通ってきます。ある日、村田が小説の装丁に燃えるような金魚の魚拓を使うと言いだし、金魚の小さな命を巡って二人の間にさざなみが立つ。やがて村田は折見の秘密を知ってしまい…。(以上AMAZONさんのDVD解説より)
まあ老人の夜迷いごとと言われかねませんが。男はいつまでたっても坊やなんです。

  

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