個人的なクール別TVドラマベスト 


2007年1月期ベスト5  

1位 グッジョブ(NHK夜ドラ)

えー1月期最後の最後になって逆転満塁ホームランで1位です。抜群のあるある感。OLたちの仕事をきっちりと書いている。よく考えれば出来すぎな上ちゃんですが。私としてはどうしても管理職的な立場から見てしまうんでね・・。上ちゃんを部下に持つ宮田課長がうらやましい。 

2位 拝啓父上様(CX) 

ゆっくりした語り口。流れがいい。話がおや?という方向へいってもそういう感じがしない。さすがです。でもちょっと結末は肩透かし・・・。

あと八千草さんのおっとりした感じがすてき。 

3位 スロースタート(NHK土曜ドラマ)

切り口が面白い。いいのは1回目。実話を基にしているようですがこんなやり方もあるのだ。2回目はちょっと予定調和に走ったかな?まあこういう感じで解決すればいいのだけど・・・。 

4位 ハゲタカ(NHK土曜ドラマ)

これは文句なく面白い。経済ドラマとして濃いです。うまく出来ていると思う。
でも結論がちょっと安易とは言いませんが感情的になってしまった。まあ流れとしてはすっきりはしますが。 

5位 ハケンの品格(NTV) 

コメディとしてみれば面白い。部分的には鋭い。でも春子さんがスーパーハケンに変身して解決というのはよく考えればとても安易。でもまあコメディですから・・・。

 

その他 

「翼の折れた天使たち2007」(CX・オムニバス5回)・・・心が折れました・・・。まだ昨年のほうがいいのでは。(各々の主演女優さんはいい感じなのに)

 「華麗なる一族」(TBS日曜劇場)・・・・・・・経済ドラマのはずなのに・・・どうも徐々にどろどろした親子の争いという感じになってしまいました。これは疲れる。

 「東京タワー」(CX月9)・・・・・・・うーんこれは入れなきゃいけなかったのかなー。もこみち君、見直したのにな。いい話なのですが・・・時間がたち、醒めて全体を考え直すと・・お母さん大好きというよくある話なのでしょうかね?でもこのお母さんはすてきです。

 「芋たこなんきん」(NHK朝ドラ)・・・・・面白いのだが・・。これもベストには入れたかったが。はみ出しました。挿入された戦時中の青春時代の話は興味深いし。主人公がてらいもなく愛国少女だということを告白してしまう・・こだわりのないお聖さんらしい。戦時中のエピソード、戦後すぐに亡くなってしまうお父さん・・。強い訴えではないけれど反戦の意味合いが含まれています。

 あと、

 「風の来た道」(NHK単発)・・・・・生活保護を受ける厳しい家庭環境の中で夢を見つけるが、挫折しかけ彷徨する・・・。当てにしていたあの人は自分の思いとはズレがあるという寂しさ。しかし・・。 

黒川芽以ちゃん大きくなりました。石田えりのお母さんいいなー。子離れができない母親の苦悩を演じています。うまいな。

やっぱり時間が短いのかな(43分)。最後の母親が受け入れるあたりがちょっと唐突だったかな。分かれるシーン瑞希はどこに行くんでしょうかね?畑の道で別れるのですが・・。上京するんでしょうがなんとなく不明な感じ・・。 

「堀部安兵衛〜いまこの時のために生まれ〜」(NHK正月特別ドラマ)・・・・久しぶりに時代劇らしい時代劇を見たなー。堀部安兵衛という史実の人にかなりのフィクションのプロットを付け加えたんだと思いますが。うまくつなげてるあるのでは。原作が面白いのかな?読んでないのでなんともいえないけど。
テンポ良くというか、ちょっと走りすぎだけど。面白かったなー。

小沢征悦君。やっとうまくはまる役で見た。若さと暴走。一途だけど素朴というかでいい感じで若き日の安兵衛を演じていました

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2007年4月期ベスト5です。 


1.セクシーボイス&ロボ(NTV)

ファンタジーなのですが、何かせつなく心に残る内容。

個人的には「ごぼ蔵」と「ZI」「プッチーニ」がよかった。

大後寿々花ちゃん。幼いのにどこかクール。いいね。

ケンイチ君。面白いキャラ。イケメンなのにオタク的な雰囲気をうまく出しています

奇想天外な流れのドラマでも、意味深い台詞をさらっと流しながら、
ぐっと来る結論へ持っていく流れがいいな。(出来不出来はあるけど)
 

2.こんにちは母さん(NHK土曜ドラマ)

うまい人たちをそろえて緊張した原作の舞台劇の雰囲気を踏襲し、長い台詞のやり取り。
よく考えればつらい話ばかり。福江さんの孤独は寂しい。昭夫はつらい。木部とのやり取りは身につまされるよう。さすがNHK土曜ドラマかな。上質の出来。

 3.病院のチカラ〜星空ホスピタル(NHK土曜ドラマ)

いい話でしたね。病気がらみの話だけにちょっと重い部分もあるけど、うまく作ってあります。
いい感じの菊川さんを見られたのは初めてかな。熱演ですね。

ところで三船美佳さんがこんなに上手とは思いませんでした。 

4.プロポーズ大作戦(CX)

過去に戻るということで、高校生から大人になるまでをもう一度体験するという・・
ちょっとうらやましくもあるような、不思議なお話し。
懐かしい記憶が蘇りそう・・。

まあ予想される結末で、あの山Pの挨拶の後のまさみちゃんがうまく理由付けしてくれたということころかな。
桑田君の主題歌はとてもいいです。
 

5.砂時計(TBS昼ドラ)

幼馴染の恋を大人まで持続する。現実には難しいですよね。三つの時代を結び付けての、
紆余曲折はあるのだけど、一貫して惹かれあう杏と大悟・・。やっぱり純愛はいいな・・。

 

その他

「冗談じゃない」(TBS日曜劇場)

脇役のしのぶさんが大活躍なんて、冗談じゃない??

樹里ちゃんはのだめのままというか、たぶん自分のキャラが出たままのような感じ。

樹里ちゃん忙しいのかな?時間を掛けて役作りをする環境があればいいんだけどなー。

 

「特急田中3号」(TBS)

出来はもう少しかな。秋山竜次君がいいな、おたくの悲しさが出ています。お笑いの方とは知りませんでした。

悪役でなく普通の人のエンケンもいい。下町の商店主のおじさんらしい。

千明ちゃんの女っぽいところは新発見?

まあ大騒ぎの田中君は演出どおりということで、いいシーンも有ったんだけど、でもこのキャラ、個人的には疲れます。

 

「星ひとつの夜」(CX単発)

あらすじ)

野々山廣治は11年の刑期を終えたあとホールの清掃の仕事についているが、
ある夜コンサートが終わったあとの掃除中にコートの忘れ物を見つける。
そしてポケットの中には大金が、ポケットの入っていた封筒の住所を見て高級マンションに届けにいく。
呼び出して下りてきたのは若い男でポケットの中のお金の半額を野々山に渡そうとする。しかし野々山は驚いて受け取ろうとしない。

次の日、同じホールで野々山が清掃の仕事をしているとその男がやってきた・・・
そして野々山はその若い男、岩崎大樹との交流が始まっていく・・・。

山田太一作品、この話はちょっとありえないような設定。

岩崎の設定はどこかファンタジーで、野々山と岩崎の関係もとても不思議な感じ。

やっぱり謙さんはいいんだけど、刑務所帰りには見えない。まあそこが設定なんだけども、
それにしてもね。二人のイケメンが主演だと現実感は減りますが・・。まあそれを言ってもしょうがない。

野々山の娘さんとの再会シーン、お互いに淡々として、でもどこかよそよそしく・・。でも相手を思いやっての会話。ここらはいいな。 

「バンビーノ」(NTV)

後半からやっと修行が始まった感じ。前半はしごきシーンが多く、そのシーンの訴えている意味が見えなかった。
松潤、泣きすぎ。感情過多では。

蔵之介さんさすがの説得力、北村一樹さんは珍しくまじめな役。このあたりの台詞はいいけどな。

バンビの成長するテンポが遅いな。ホールも経験していくのはいいと思うけど、
バンビのまともな料理シーンの回数が少ないな。最後は滑り込みのイタリア行きか?
成長した結果というように理解はしにくかった。

 4月期ぐっと来るドラマは少なかったです。

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[1]   2007年7月TVドラマベスト5
1.ホタルノヒカリ(NTV)
(あらすじ)
S.Wビルドコーポレーションインテリア事業部で颯爽と働く雨宮蛍(綾瀬はるか)。
しかし彼女は自宅に帰れば頭はちょんまげ、破れたジャージを着ているという男っ気のない干物女だった。彼女が格安で借りた1軒屋は、実は上司の高野部長の実家だった。それとは知らずに借りていた蛍。しかし部長は妻と折り合いが悪く別居したため住んでいたマンションから実家に戻ってきた。そして二人の不思議な同居生活が始まる・・・・。
 
放送開始時はこのドラマにこんなにはまると思いませんでした。蛍と高野部長のやり取りが面白く、すでに書かれておりますが綾瀬さんの新しい面を見ることが出来ました。なんにしてもこれは楽しいです。どうも夏なのに蚊が少ないらしい(あれ?山田姐さんは刺されるのか?)、まったりできる縁側。ここでうたたねしてしまうお気楽な蛍がうらやましい。
 
2.パパとムスメの7日間(TBS日曜劇場)
ファンタジーに舘ひろしさん、どう考えても似合わないのです。おまけに女子高生の心を演じるわけなので・・・。しかしまったく驚きました。舘さんお上手です。
このミスマッチ感が、ガッキーの男前?振りも含めて面白い話に出来上がりました。
よく考えればこの入れ替わり、ありえない、と言うかすぐ周りにバレてしまうはずなのですが、おかしなところは描かずにうまく逃げるというのかな、うまく出来上がっています。
テーマとして父と娘のなかなかコミュニケーションがうまく行かないということ、ここを鋭く突いていますね。面白かったです。
 
3.NHK土曜ドラマ 勉強していたい!
 
この話し、子供の死などつらい部分もありますが、長野君の明るさで乗り切るいい話。まあでも長野君、元気のあるのはいいけど何か上滑り、
でも、まひるさんが長野君とのシーンでうまく受けていて、いい話にしている。
まひるさんさすがです。
 
4.NHK土曜ドラマ 新マチベン
せっかくの渡さんや石坂浩二さんなのにな、お話はもうひとつだった。前作のほうがいい。
中では第3回「親を捨てられますか」が良かったな、育児放棄と言う重い話をとりあえずは方向性を出してまとめていた。
 
5.中京テレビ製作スペシャルオムニバスドラマ アンデュドラマプロジェクト ツナガルココロ〜3つの愛の物語
 
(各話20分、計60分)東海地区ローカル放送。
中京テレビの情報番組「アンデュ」(辺見えみり、アンジャッシュ出演)と携帯電話ドコモのタイアップ企画。
脚本;大野敏哉(1話〜3話) 監督:森谷雄(1話、3話);久保田博紀(2話)
 
第1話恋愛トキメキ編「心はひとつ」
高校2年生の愛(北乃きい)の恋人、英司(北条隆博)のそっけない態度で、愛の気持ちが揺れる。
 
第2話の友情ドタバタ編「友情ゼッタイゼツメイ!」
友達の千裕(夏生さち)と愛は放送部の仲間。ささいなことでけんかしてしまう二人の友情の修復。
 
第3話の家族ウルウル編「おめでと、おねえちゃん」。
愛は年の離れた姉小百合(辺見えみり)に子ども扱いされ素直になれない。しかし父親(平田満)の後押しで・・・。
 
いいねーきいちゃん。もう高校生そのもので・・。明るいし。
時間が短くテーマを深く掘り下げてはいないけど、でも全体を通じては、ほっとするようないい話。佳作。

 

update:
2007/11/20
 
 [2]   2007年TVドラマ番外
連続ドラマ「ファーストキス」(CX月9)
なんだか井上由美子さんなのに、そしてテーマとしては重い話なのに、出来はいまいち。井上真央ちゃんはそれなりにがんばったと思う。真央ちゃん、たぶんほとんど90%近くの部分は毒舌キャラなのだけど、結局これは脚本どおりだと思う。そのまま演じたのではないかな。そういった意味ではうまいと思うが。
伊藤英明君は、妹思いの部分が十分に演じられなかったのでは。サダヲちゃんやひとりはほとんど論外。残念。
 
連続ドラマ「山おんな壁おんな」(CX)
伊藤美咲さんがデパガを演じると言う。似合っています。売り場のリーダー的雰囲気もいいし。でも脚本、デパガの仕事の書き方は浅い。そして肝心な西島くんが思わせぶりに時々出ていながら、美咲ちゃんの恋愛話になかなか進まなかった。これをメインの話にするのは苦しいのでしょうか。原作はこんな感じなのか?
小池栄子の転職エピソードもこれはちょっと現実感を欠くし。佐藤二朗ちゃんは相変わらず面白かったけど。
 
連続ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス」(CX)
ほとんど学園のイベント主体のバラエティ気分。そういう意味では面白かった。
後は生田斗真君がいいですね。やっぱり生田君、活動が舞台中心と言うことで演技はうまい。安心して見ていられます。堀北真希ちゃんはがんばったけどな、もうひとつかな。切ない気持ちが伝わりづらかった。あと岩佐真悠子のはじけっぷりが良かった。
 
連続ドラマ「牛に願いを Love & Farm」(KTV)
良かったのは初回の牛の出産シーンだけだったのか、あとは美帆子(香里奈)さんの気持ちの変化のシーンだけかな。ここでは市毛良枝さんがさすが・・。
統平と克也、和美と彩華、キャラが似通って混乱する。それぞれ設定は違うはずだけど、どうもそう感じられない。
まあ事件は起こるのだけどそれが全体のテーマとうまくつながっていないのでは。結局酪農農家の重い問題に迫ることは出来なかった。
玉山君もやっぱりいつものくさいような演技の感じがそのまま出てしまった。高志がふるさとに残る必然性が見えにくかった。
 
NHK朝ドラ「どんど晴れ」(NHK朝ドラ)
朝ドラらしいテーマなのだけど、主人公の取り巻きのキャラ変更には疲れました。やっぱり環さんぐらいはどちらにもつかず冷静に夏美を見る姿勢を貫いて欲しかったなー。
一定の説得力はあるけど。ちょっと作りすぎ。
 
黒澤明ドラマスペシャル「天国と地獄」(CX単発)
(あらすじ)
大手シューズメーカ、フロンティアシューズの権藤常務の息子が誘拐され、高額の身代金を請求する脅迫の電話が入る。金は払うと返事をした権藤だったが、実は誘拐されたのは運転手の青木の息子だった。権藤は会社の経営権を握るための金だった3億円を身代金に使うことに躊躇をするが・・・。
 
冒頭部分は良かったのだけどな。このTVドラマだけで考えると今の2時間ドラマのサスペンスものと雰囲気は同じ。私はこの作品、映画は見ていません、ということは映画もそういうものなのでしょうか?
妻夫木君の最後の訴えも現実感を欠くかな。研修医って貧乏ではなれないのでは???
 
黒澤明ドラマスペシャル「生きる」(CX単発)
幸四郎さんは物足らない。
すでに書かれていますが、深キョンの小田切サチが不思議なキュートさで、まあ映画の味は伝えてないけどドラマ独自で毒があって面白かったのでは。
 
 
「ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛」(TBS単発)
(結婚後の新居の近くでの路上の記者会見を再現してくれるとは思わなかった・・・懐かしい、でも淋しいです。)
 
久しぶりに夏目雅子さんの人生を思い出しました。
そして昔の夏川結衣さんの演じた夏目雅子さんのドラマを思い出しました。
当然のことではあるけど、誰が演じても夏目雅子さんにはなりません。
これはしょうがないこと・・・。
でも今回の仲間さんを通して、
もう遠くなってしまった夏目雅子さんを見ることが出来たのではと思います。
そして凛とした雅子さんのお母様がとても素敵なんです。
 
つらくて見たくなかったけどやっぱり見てしまった夏目雅子さんの生涯。
もっと先があったのにと思います。
本当に残念です・・。
 
でも短かった生涯の輝きのいくつかを今でも映像で見ることが出来ます。
これはとても幸せなことです。
 
「遠い国から来た男」 (TBS単発)
(あらすじ)
山田太一スペシャルドラマ
中米の国サン・ハイメに暮らす津山雄作は46年ぶりに帰郷する。世話をする旅行会社の矢川香は津山の本当の目的が津山の元婚約者だった典子と再会するためと知り。しり込みする津山の後押しをして岡野典子に連絡を取る。

46年前雄作は会社の指示でサン・ハイメに単身赴任し、暴動に巻き込まれる。そして60年安保闘争のころ大学生だった津山は、暴動に加担するような形になり投獄される。何年も故郷に連絡の取れないままでいた津山は、ようやく民主化され、許されて獄から外の世界へ出るが、典子が岡野卓巳と結婚したことを聞き、その地に根付くことを決心する。

そして年老いてから若い妻と結婚したが、妻は昨年病死してしまう。
矢川の仲立ちでようやく典子との再会が実現することになったが、約束の場所に現れたのは夫の卓己だった。何故典子は来なかったのか?それは典子の意思だったのだが・・。

別の国に暮らし、連絡も取らないまま半世紀近く経った二人の男は、探り合いながらお互いの思いをぶつける。結局、雄作に負い目のある卓己は典子に会わせると雄作に約束する。
やがて、雄作と典子が46年ぶりに再会する。着飾った典子を眩しそうに見つめる雄作。はじめはどこかぎこちない二人だったが、語り合ううちに二人は長い空白を一気に乗り越える。

妻のことが気がかりになった卓己はその後「歌声喫茶」で二人に合流。すると、典子は卓己に雄作と一緒にサン・ハイメで暮らすと言い放った・・。しかし雄作は・・・・。
60年安保という時代、そしてそれを踏まえて海外での紛争にかかわるということという津山さんの設定。これは現実感がどれほどなのか。うーんそうなのかなという気もしますが、微妙です。
 
昔の恋人に会いに来てしまえば、当然気持ちは昔に戻ります。でもそこには現実が待ち構えています。津山さんは結局それを思い知り、典子さんの言葉に引き気味だったんでしょうか。
 
典子さんは今の暮らしに若干の不満があるから昔の夢に惹かれてしまったんでしょうか。しかし時間は経過してしまっています。
 
結論はお互いに微妙なものだったのかもしれません。
しかし津山さんにとって納得するものはあったのではないかと思います。
大人向けのいいドラマと思います。
 
小巻さんがあまり変わらないのがうれしい。岡野家でのシーンはふけメイクだったんでしょうか。再会のシーンでは若々しくて、いい感じ。
歌も歌われて、懐かしいです。小巻さんこういう感じでした、昔は。 
「島根の弁護士」(CX)
(あらすじ)
山崎水穂は亡き母親の好きだった小泉八雲の影響で東京からわざわざ島根にやってきた新米弁護士。
水穂の身近で事件が起きる。下宿先の石工店の隣の算盤店の妻今井恒子が夫の東太を殺したというのだ・・。恒子は最初半身不随の夫の看護疲れからという供述だったが、突然将来を悲観した夫から殺してくれといわれたと供述を翻す。弁護を引き受けた水穂は・・・。
 
仲間由紀恵さんと香川照之君の共演、おそらく「功名が辻」以来でしょうか。
あと樋口可南子さんも出てきて2時間ドラマとしては豪華。ミステリー部分はまあそんなに難しくはないんですが、仲間さん。弁護士はなかなかいいんじゃないですか、香川君もうまいし、樋口さんの意外な関係(途中で振りがあってなんとなく分かるのですが)。そして樋口さんの意外な態度、これが面白かったな。シャンシャンというわけじゃないのね。裁判の予定調和とは違ってここは驚きました。
 
テレビドラマデータベースさんの掲示板への書き込みのセルフコピペ。一部加筆しています。 
update:
2007/11/17


【3】2007年10月期TVドラマベスト5
1.NHK大河ドラマ「風林火山」
やはりこれが1番。久々に大河ドラマらしい内容。歴史的事実を主体とするのは大いに賛成。内野さんはやっぱりいい。多少歌舞伎くさいけど亀治郎さんもいい。心配していたGacktは意外によく、イメージが合っているのに驚きました。

2.NHK土曜ドラマ「ひとがた流し」
沢口靖子ちゃんの、彼女らしさ。そしてあの撮影シーンでは決然と凛々しく、しかし痛々しく。やっぱり悲しい終わり方は嫌だと思いながらも・・女の友情と、靖子ちゃんの役のあまりに合っている感じ・・、らしさに降参。

3.NTV「働きマン」
まあリアルさにかけるという意見もあるけど、個人的には原作よりは優しげにしてある作りはちょうど自分にはよかったかな。
菅野さんはタイプじゃない役でも器用にこなしてしまう。
菅野さんだけに恋愛シーンでは女性らしいよさが出るわけで、ドラマ独自の世界なのでは。こういう感じは評価するけど。

4.KTV「スワンの馬鹿〜こづかい3万円の恋〜」
多少頼りなげな上川君のイメージに合っています。常道を歩いていて決して踏み外さないというまじめさ。らしい。
やっぱり何も起こらないエンディング。ここらがちょっと残念ですが。
でも生き方が多少せこくはある感じだけど、そこが役と合っている感じ。
田中美佐子さんの老けた感じは上川君の垢抜けた若さとは夫婦としては合わないかも。
でもまあそういうつくりなんだと思います。

5.メーテレ開局45周年記念ドラマスペシャル「ガンジス河でバタフライ」(全2回)
<たかのてるこ;原作、宮藤官九郎;脚本、李闘士男;監督>
まさみちゃん、パワーがすごいです。そしてインドの方々の演技?が素朴で。演出なんだろうとうおもいますが、なんかいい感じなんです。
まあ確かにインドの現状を見て驚くことが主ではあるのだけど、この話、ただの観光日記ではない感じが見えます。
日本での生き方を考えてみようかとか考えそうになります。実際はならないけどね・・・。
まさみちゃん正直ここまでやってくれるとは思いませんでした。とりくむパワーが素晴らしい。


【4】2007年10月期TVドラマ番外

TBS「歌姫」
冗長な感じ・・。でも終わりよければすべて良し。まあここらで多少は救われる。
紗希ちゃんがいいな。
そして、長瀬君はどうもやくざっぽい感じになってしまうのがいつもの感じで、しょうがないんですが、最終回のジェームスへの告白の場面はいいな。

TBS日曜劇場「ハタチの恋人」
さんまさんがどうなのかに尽きるんだけど、どうも何かのキャラを演じようとしてうまく行っていないような気がする。
カラオケ・・いとしのエリー関連の独白場面はさんまさん用のあてがきだと思うけど。そうしないほうがよかったんじゃないかな。さんまさんよりは思いっきりタイプの違う人のほうが・・。
まさみちゃんはお疲れさん。そうしか言いようがありません。
最終回、大阪観光面白かったですか?という感じね。・・・ったく・・。


NHK土曜ドラマ「ジャッジ 島の裁判官奮闘記」
出来がいいからベスト5に入れたかったんだけど、大河のせいではみ出しました。
西島くんが、演技として意識しているのかはわかりませんが、優しい裁判官の微妙な立場がうまく出ていました。
最終回のエピソード、うまく行き過ぎてしまったかとは思いますが、島の人間関係とか優しく、やわらかくていい感じ・・。


HTB製作スペシャルドラマ「そらぷち」
えー全国には放送されたのでしょうか。私どもの地方の放送は早めでしたが。全国に放送される時期を考慮して10月の枠にいたしました。

病気のための後遺症を抱えた少年の微妙な心の動きが切ない・・・。
いい話なんですが時間が短くあっけなく終わってしまいます。もう少し長ければ。

地方発なのでしょうがないのかもしれませんが、こういういいドラマはぜひ見やすい時間帯に放送して欲しいと思います。

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